「頑張らなくてもいい保育」


 川棚みのり保育園では、生れてわずか2ヶ月も満たない乳児から就学前の5才児(6才)までの幼児たちが、毎日元気よく登園してきます。その中で私たち職員は「先生」という立場よりも、むしろ共に生き共に育ち合うという、人と人との関係にあることに気付かされます。
子どもたちの手のぬくもりや、屈託のない笑顔や、なにげなく語りかけてくる言葉などから、生きる力と喜びを与えてもらいそれらに支えられて生かされているのは、案外私たち大人の方かもしれないと実感する毎日です。
 思いやりのある子どもに育ってほしいと、どの親も願います。その為には、子どもが思いやりを受ける体験をいっぱいしなければなりません。
ある大学の先生が「最近じっくりと丁寧に育てられてないまま大学生になってしまった子が多くなってきたように感じる・・・」と言われていたことをふと思い出しました。
 人に迷惑をかけない子どもに育ってほしいと、どの親も願います。
真宗保育では、自分が育ち生かされる上でどれ程多くの人達に迷惑を掛けているか、そして誰でも人に迷惑を掛けずには居られないことを気付くことで、「許す」「許される」という二者の関係が自然とわかってくるものです。
 赤ちゃんには人の声が気持ちがいいと感じるようにたくさん声を掛けてあげます。人の声で包んでやり、赤ちゃんの心を安心した状態にしてあげることが大切なのです。
これがじっくりと丁寧に育てるということです。
 ほんの一例を挙げてみましたが、これらには何も特別な保育や頑張る保育は必要ありません。一日一日を、一人一人をじっくりと丁寧に愛情をもって接していき、その中で子どもが本来持っている伸びようとする力の芽を摘み取ることのない様に環境を整えてあげることが私たち保育者の役目だと思っております。むしろ、この乳幼児期にこそ「頑張らなくてもいいんだよ」ということを日々の生活の中でそっと伝えていくことが大切です。
子どもたちが安心して過ごせる居場所をつくっていくのが家庭であり、そして保育園の最も大切な役目として受けとめております。

これら三綱領を根本におき、社会福祉の精神にのっとり、保護者に代わって「子どもの愛される権利」、「守られる権利」を十分に理解して保育にあたると共に、宗教的情操を培い、心豊かな人格形成を念願して、乳幼児の健全な育成をはかって参ります。

        保育方針として、
           1.仏の子どもとして敬愛の念を持って保育に当たる。
           2.保育者としての自覚を深め誠意を持って職分を尽くす。
           3.細心の注意をはらってこどもを事故から守る。
        の三原則をたてて職員一同日々努力して参ります。


建設年月 昭和54年5月15日

【敷地】
  面積:1418.45u
      うち屋外遊技場600.00u
【園舎】 
  構造:鉄筋コンクリート造り
      ルーフィング葺2階建
  延面積:662.30u


【職員数】
園長  1名
主任保育士  1名
保育士 17名
常勤
非常勤看護師
 2名
栄養士
調理員等
6名
用務員
非常勤警備
 2名
非常勤保育士 12名
園医(内科、歯科) 2名
平成20年度入所児童数(定員90名)
年齢別クラス紹介  7/1現在
ゆり組 (0〜1歳児)
9名
うめ組 (1歳児)
27名
さくら組 (2歳児)
27名
きく組 (3歳児)
21名
もも組 (4、5歳児)
19名
  合計
103名
 
 昭和29年   福浄寺本堂を活用して季節託児所を行なう。
 昭和37年 5月1日 宗教法人川棚みのり保育園として認可される。(定員60名)
初代園長 故 深草 淳
 昭和38年   寺の会館とは別に、境内にある鐘楼堂を移転し、
その跡地に35坪の園舎を新築
 昭和40年 4月 園児数増加により、園舎増築(定員80名)
 昭和54年 3月29日 宗教法人立保育園を閉鎖。
社会福祉法人みのり福祉会として認可される。
 昭和54年 4月23日 敷地の提供を受け約200坪の園舎を移転新築、事業開始(定員105名)
初代理事長 故 深草 淳    二代目園長 故 深草 寿美
 平成元年 4月 園児数の減少により定員90名
 平成4年 2月1日 三代目園長として深草 都が就任
 平成6年 9月2日 二代目理事長として深草 都が就任
 平成12年 4月1日 同敷地内にみのり学童クラブを開始。
 平成12年 10月24日 社会福祉法人みのり福祉会みのり学童クラブとして
認可され現在に至る。
 平成20年 4月1日 理事長に深草 昭壽、園長に松尾 克代が就任